2017/10/25
~システムキッチンの選び方 その2~
選ぶ項目
1.システムキッチンの形
2.サイズ
キッチン全体の長さ・高さ・シンク位置(右or左)
標準長さ255㎝ キャビネットの大きさに合わせて自由に決められます。
高さ:ほとんどのメーカーで80㎝・85㎝・90㎝と選べます。
3.扉のグレード・取手
扉の面材の種類によって価格が変わってきます。
鏡面仕様や高光沢・艶消し・ステンレスなど材質や色もさまざまです。
一番迷う箇所だと思います。お部屋の雰囲気や好みの色をチョイスしてみましょう!
4.ワークトップの材質
ステンレス・人造大理石・セラミック等から選びます。
↓ステンレスカウンター
昔ながらのキッチンワークトップの主流はステンレスです。
やはり耐水性・耐熱性・耐久性に優れ毎日のお掃除もしやすく
コストも低価格で魅力的です。
デメリットとしては、素材の特性上細かい傷が付きやすいことですが、
最近では、欠点を補うために表面に細かい凹凸をつけたエンボス加工や
バイブレーション加工を施した商品が増えてきているので弱点も克服してきています。
↓人造大理石カウンター
カラフルさなどの見た目やインテリア性を重視する方には人気です!
耐水性・耐久性に優れています。
アクリル系樹脂の人大であれば耐熱温度は200度以上
あるので耐熱性にも優れていますが、鍋などを直に置くのは
避けた方がいいでしょう。(長い期間使うためには・・・)
耐衝撃性も最近は改善され重い物を落としても
欠けないようになってきています。
↓セラミックカウンター
焼き物ならではの意匠性が特徴です。
熱に強く、高温のフライパンや鍋を直接置いても
変色や変質がないので安心です。
表面は硬いので直接包丁を使っても傷つきにくいです。
調味料や薬品をこぼしても染み込みにくいので
万能なワークトップといえるでしょう。
ただ、すごく重いのとコストが高いのが難点です。
5.シンクの種類
各メーカーによって特色があるので比べてみるのもいいと思います。
シンクの材質・形状など自分に合ったものを選びましょう。
↓クリナップ 「流レールシンク」
・お料理中などで使う水が野菜クズや油汚れを集めて
排水口へ流してくれる新水路構造。網カゴもお手入れしやすい一体成形。
美コート加工しているので汚れとキズに強いシンクです。
↓LIXIL 「Wサポートシンク」
・調理と後片付けをWでサポート。シンクの深さを利用し2段に
プレートを置けるので水を使うさまざまな調理をサポートします。
↓LIXIL 「ひろびろラクリーンシンク」「ひろびろキレイシンク」
・主要メーカの中では一番ワイドが広いシンクです。
大きい鍋などもラクラク洗えますし、サポートワイヤーを付けても
余裕の広さです。
↓TOTO 「スクエアすべり台シンク」
・野菜クズも一緒に一気に排水口まで水が流れるシンプルなデザインのシンクです。
W760㎜・D405㎜・深さ180㎜
6.水栓金具
・形・種類・機能などさまざまな水栓金具があります。
浄水器を付けるかどうか・・・。
最近ではタッチレス水栓金具があるので、
汚れた手で水栓を触らなくていいので衛生的です。
アイランドタイプやペニンシュラタイプのキッチンは
オシャレな水栓金具を選んだほうが、キッチンが映えます。
↓一般的な水栓金具。
TOTO 「ミクロソフトシャワー水栓」
↓TOTO「タッチスイッチ水ほうき水栓」
幅広シャワーが洗い物をスムーズにします。
高さがあるので大きな鍋もラクラク洗えます。
↓ハンスグローエ(Hansgrohe)
数々の受賞歴をもつ優れたデザイン、エコ性能の水栓金具です。
↓LIXIL ハンズフリー水栓
手を使わずに水が出て、シンク作業がスイスイはかどる水栓です。
つづきは・・・◇キッチンの選び方3◇