厳しい条件をクリアした安全で良質な住宅
耐震性や耐久性を厳しく審査して、地震に強く長年たっても建物の劣化や腐食を大幅に軽減した安心して暮らせる住宅です。
建物の資産価値の上昇
一般的な住宅の場合だと、ローンを払い終えるころには建物の価値は0に等しいですが、長期優良住宅の場合は定期診断や住宅メンテナンスなどを行うことによって、子供や孫の世代に建物の価値を残して住み継ぐことができます。
ランニングコストの低減
断熱材やサッシなどを一般的な住宅よりも高性能なものを施行しているため、毎日の冷暖房費の削減につながります。
税制優遇(減税措置)
長期優良住宅では住宅ローン減税が一般住宅よりも拡充されているほか、登録免許税や不動産取得税、固定資産税が軽減されるなど税制上の優遇措置を受けることができます。
住宅ローン優遇
長期優良住宅は「フラット35」よりさらに借入金利が優遇された「フラット35」Sが利用できます。
イニシャルコストの上昇
今までの住宅に比べ、審査に通るために仕様や造りなどが当然高性能になるので建築費が高くなります。ですが、現在一般的な住宅の仕様も性能がかなり上がってきているため格段に高くなるわけではありません。
その他に、かかる費用としては行政への申請費用や住宅性能評価機関への技術的審査料などもかかってきます。
定期的なメンテナンスが必要
住宅の品質を維持していくために定期的な点検やメンテナンスなどが義務づけられているため、その分の費用がかかってきます。
住宅履歴の管理
長期優良住宅の場合、施主が住宅履歴情報を管理する責任があります。(住宅情報とは、住宅の設計/施工/維持管理/権利及び資産等に関する情報を指します)